金魚と孤独が放つ炎 地方発ドラマも燃えてるぜ

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<火の魚>NHKの「火の魚」。2009年度文化庁芸術祭で大賞を受けた、広島放送局制作のドラマだ。室生犀星原作で、老作家と若い女性編集者の交流を描く。

老作家と女性編集者

   老作家は、原田芳雄。編集者は、尾野真千子。尾野のことはよく知らなかったが、河瀨直美監督の映画「萌の朱雀」で主演を務めるなどしている28歳の女優だそうだ。脚本は、島根在住の渡辺あや。かなり注目されている人だ。

   老作家は、瀬戸内の島で独り暮らしをしている風情だ。そこに女性編集者が仕事のため訪ねてくる。本の装丁のため、作家は1匹だけ飼っていた金魚を魚拓にとろうと思いつく。金魚を殺して魚拓にすることに編集者はためらいを見せるが結局実行する。

   のちに彼女はガンで入院する。彼女も独り者っぽい。作家と編集者、それと金魚。みな孤独な存在だ。癒されたいのだがうまくいかない。

   登場人物は少なく、「大作」とはほど遠い作品だが、人の気持ちをしっかり描いていて良かった。原田の演技もさすがだった。地方発のドラマがこのように活躍することは、テレビ界にとっても良いことだ。<テレビウォッチ>

      孤独なら オレもそうだと 某総理

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