2024年 4月 23日 (火)

首相の超ノーテンキ 郵政改革案「閣議決定してたっけ?」

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<テレビウォッチ>「あなたもうるさいね。どこの社?」「TBSです」「了承されたから発表したんでしょ」「総理は了解していないと……」「もう1度聞いてみろよ」「認識が……」「認識じゃない現実だ」「なんでこんなことに?」「君たちが騒いでるだけだ」「修正は必要ない?」「くだらんこと聞くなぁ」

官邸に駆け込んだ

   まさに亀井節の炸裂だが、ことはどうやら、鳩山首相のアバウトをいいことに、亀井金融・郵政担当相が独走してしまったものらしい。

   おととい(3月24日)発表された郵政改革法案は、郵貯、簡保の限度額アップのほか、グループ内の委託業務での消費税(500億円)の免除などが盛り込まれていたから、大騒ぎになった。

   毎日新聞が伝えた内幕はこうだ。亀井大臣の発表を見て仙谷国家戦略相が官邸に駆け込み、「亀井案は民業圧迫になる。まだ決まってませんよね」と念押ししたところ、首相は「閣議決定してたっけ?」と事務方に確認する始末。事態を全然把握していなかったわけだ。

   そこで、記者団に「了解していない。論議が必要」などといったために、上のやりとりになった。

   みのもんた「お粗末だね。はっきり言わしてもらえば」

   与良正男は、「発表がどういう意味をもつのか、首相は把握していなかった疑いがある。本当にこの内閣大丈夫かという感じだ」

   亀井案は、自らもいっているように「小泉・竹中の反対」で、国有化までは戻らないものの、民営化路線の完全修正だ。それはまた、自民党を追い出され、刺客まで立てられた5年前の「小泉・郵政選挙」へのリベンジでもある。

統治能力の問題

   与良は「亀井さんは計算づくでやっていると思う。はじめに郵政トップに元大蔵次官をもってきて、押し通したが、その再来をねらったんでしょ。それをわからなかった鳩山さんはホント深刻です」

   吉川美代子も「首相の指導力がね」

   みのは、「お2人をお呼びして、ナマでやりたいくらいだ」

   与良「この問題も普天間も、連立離脱になりかねない問題。それをわかっていながら放置してきた。言った言わないの話じゃない。統治能力の問題」

   みの「みんなの党の支持率があがったりして。国民の気持ちが出ている」

   与良は「あれだけ期待されたんだから、もう少し踏ん張ってもらわないと」

   これが国民の願いか。しかし、首相がこうまでノーテンキだと、小沢幹事長の首だけではすまないかもしれないな。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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