「ブラタモリ」と 似て非なる番組

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<土曜スペシャル>今回見た土曜スペシャル(テレビ東京)は「昔の地図で歩く! にっぽんの全国再発見の旅」。鎌倉には松本明子ら、熱海は布施博が訪れた。モト冬樹は函館へ向かった。

はやりの街歩きもの

   それぞれが、昭和初期だの大正だのの古地図をもって歩いた。今はやりの街歩きものだ。古地図と今の街並みを見比べ、古地図に記されて今も残っている店などを訪ねていく。NHKのブラタモリなどに強く影響された仕掛けだ。

   しかし、古地図や坂道に詳しいタモリがやるブラタモリには、とても及ばない内容だった。別に地図が好きでもその街に特に興味があるわけでもなさそうな芸能人たちに案内されても、何も伝わってこない。ブラタモリのような深みがまったくない。どうしても食い物屋系に走って、うまいうまいとありがちな展開だった。2番煎じもはなはだしい。

   番組のつくり方からして、「こういうのをつくりたい」という思いが見えてこない。何か最近街歩きものがはやってるから、何となくこんな感じで、という安易さがにじみ出ている気がする。古地図にあった店が今もあった、という展開ばかりではなく、かつての有名な店が今はその場所にはないけど、どうなったんだろうか、という謎とき風のつくり方もできただろう。そこには閉店にいたった意外な理由や、今では別の場所でやっている、という発見もあったかもしれない。そうした手間をかける気がなく、単に時流に乗っかってつくってますよ、という雰囲気が出ていてヤダなと感じた。(テレビウォッチ)

      懐かしき 古地図が語る 栄枯盛衰

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