オンエアバトル最終回 お笑い人気「終わりの始まり」?

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<爆笑オンエアバトル>1999年からNHKでやっているこの番組もついに最終回。4月からは「オンバト+」という新番組になるのだそうだが、ひとまずは役目を終えて終止符を打つ形だ。正しい判断だろう。新番組がどういうものになるのか不明ではあるが。

試練の日

    最後は第12回チャンピオン大会。U字工事やななめ45°、ハライチなど13組の中から2組が最終ステージへ進出し、2連覇中のトータルテンボスを加えて三つどもえで争うスタイルだった。エハラマサヒロとハイキングウォーキングが勝ち上がり、結局はトータルテンボスが3連覇を果たした。とはいえ、もらったのはチャンピオンベルトとトロフィーだけという、某グランプリに比べれば実に慎ましいものだった。トータルテンボスは貫禄すら感じさせた。こういう戦いはやはり吉本勢は強い。内部の競争が激しいし、出演している舞台の数がケタ違いに多い。

   オンバトといえば、かつては若い芸人たちの夢の舞台だった。人気のないネタは放送してもらえない、という緊張感の中、放送を勝ち取り、そして人気者へ、という流れ・勢いがあった。「なんでだろう」のテツandトモなんかが思い出される。初代チャンピオンはDonDokoDonだったか。ほかにもタカアンドトシやアンジャッシュ、アンタッチャブル、NON STYLEそしてトータルテンボスの活躍はめざましかった。

   しかし、いつしか新規参入組が小粒になり、尻つぼみになってしまった。ここで一旦番組を終えるのは適切だろう。ひところの様にドンドン新しいタマが出てくるという勢いがなくなったということは、単にこの番組だけの問題ではなく、お笑い界全体にとっても先細りの懸念があるということにほかならない。お笑いの露出が減っていく冬の時代の到来を告げるものかもしれない。もっとも最近では、お笑いブームとはいえバブル気味で、化けの皮がはげてきただけという見方もできる。試練の日が近付いている。(テレビウォッチ)

      タマも尽き ネタも尽きたる バトルかな
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