「人気」赤い霊柩車シリーズ 神田正輝への忠告

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「山村美紗シリーズ 赤い霊柩車25 呪いの絵馬」(フジテレビ) 2010年4月2日 21時~

   葬儀社の社長・石原明子(片平なぎさ)と社員・秋山隆男(大村昆)、社員・内田良恵(山村紅葉)が、世にもダサい掛け合いトークをして始まるB級サスペンス。25回も続いているらしいし、視聴率も15%も取っているので、一定のファンがついていると解釈すべきではあるのだが、筆者には見るのが苦痛な駄作ドラマである。
   何故なら、約束事も無視した支離滅裂なところがあるからだ。例えば、親しい刑事(若林豪)が、事件捜査中にも拘らず、市井の人物たる明子に捜査経過や疑わしい人物の情報をペラペラと語ったり、事件現場に捜査員以外がズカズカと入り込めたり、もうむちゃくちゃなのである。視聴者を愚弄するのもほどほどにしろ。
 亡き山村美紗は京都を舞台にした数々の推理小説を書き、恐らく映像化の原作料でがっぽり儲けたはずである。想像だが、女優のご面相とは程遠い娘・紅葉を、自身の作品の主要な役で出演させる条件でも出したのではないかと思えるくらい、彼女のドラマには紅葉がいつも出ている。しかも、紅葉は何年経ってもセリフの滑舌は悪いし、演技は下手くそ、こういうことってアリなのかと疑問に思う。縁故まみれ人脈頼みのテレビ界を象徴するような配役である。
   片平なぎさはすっかり老けて、葬儀社の女社長の固定イメージに災いされてか、近頃あまり他の世界での活躍を見ない。恋人役の神田正輝も、道連れにされないように気をつけた方がいい。

(黄蘭)

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