2024年 4月 25日 (木)

橋下新党 本当に国政進出はないのか

テレビウォッチ>橋下徹大阪府知事らが立ち上げた地域政党「大阪維新の会」は「大阪都構想」を掲げる。大阪市、堺市など9つの市を解体して、東京のような20程度の特別区に再編、ムダな二重行政をなくすというのだ。そして、「大阪丸をつくり直して日本を引っ張る」(橋下)と主張する。地方から日本を立て直す、ということらしい。当面、国政参加は考えず、来年春の統一地方選で大阪府議会、市議会での過半数獲得を目指すというが。

新党戦国時代

   橋下知事とは首長連合仲間だった、東京・杉並区の山田宏区長、中田宏元横浜市長らが結成した「日本創新党」と「橋下新党」の連携はあるのか。「橋下新党」の松井一郎幹事長(大阪府議)は「政策での連携はあるが、選挙での連携は難しい」と話す。一方「創新党」側は、「目指す方向は一緒。地方の橋下さんがやること、我々が国政で地方の側からつきつけることが一体化しないと(いけない)」(中田)。いまひとつ関係性が明確でないが、政治アナリストの伊藤惇夫は「参院選後、政界再編、総選挙となれば、橋下さんの出馬、国政レベルでの連携はあり得る」と予測する。

   番組は、最近の新党乱立を「新党戦国時代」と表現する。今夏の参院選で民主党が過半数をとれない場合のキャスティングボート争いが狙いなのだという。

   コメンテーターの竹田圭吾は、「誰のための政治をやりますと、ハッキリ出してもらいたい。創新党がいちばんよく分からない」と述べる。

   小倉智昭の「日本の政治って選挙のためにしかないようだ」という指摘が当を得ているような気がした。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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