やっぱり物足りない! あちこち無理が目立って大人にゃツラい

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怪物くん>コミックが原作のドラマは多いが、「怪物くん」とはねー。アニメならたくさん作られているし、主に男の子たちに大人気だった。名作とは言えるが、実写ではどうなんだろ? と思って第1回を見てみた。

短すぎない?フランケンの髪型

   夜9時からの枠は子供向けじゃないけど、土曜日だから特別に子供も見せてもらえるという読みなのだろう。昔、夢中になってアニメを見た大人とその子供が一緒になって見るというのが狙いのようだが、うまくいくかしら。

   じつは、CGをもっと駆使してファンタジーの世界を楽しく見せてくれるのかと期待していた。でも、それほどでもなかったなあ。腕がにゅーっと伸びるところぐらいで、口から炎を吹くなんて大昔のゴジラだってやってたし。

   怪物姿は特殊メイクで誰だかわからないくらいだけど、怪物姿から人間に変わったり、逆に人間から怪物に変わったりする過程が見えない。怪物くんが念力を使ってヒロシになるところも、いきなり変わってしまった。よくアメリカのホラー映画にあるように、普通の人間から見る見る毛が生えてきて狼男になるとか、人間の皮が破れておぞましいエイリアンが現れるとか、1~2秒くらいかけて過程を見せてほしかった。あまりに気持ち悪すぎるから自粛したのかな。

   丸顔の大野智くん、子供姿がよく似合っている。30歳近くなっても子供にしか見えないのは、本人、喜んでいいのかどうか……。チェ・ホンマンはひたすらデカい。218センチ! 背丈がオオカミ男(上島竜平)やドラキュラ(八嶋智人)の2倍くらいあるように見える。フランケンはセリフがなく「フンガー、フンガー」しか言わないからピッタリ。ただ、子供のころハマッていたというある男子に言わせると「前髪が短すぎる」って。それってチェ・ホンマンの顔が長すぎるんじゃないのかなあ。

   ガラスの水槽の中で眠っている悪魔界の王子デモキン(松岡昌宏)は、本当に水に浸かっているように見えた。悪魔美女デモリーナ(稲森いずみ)の策略でデモキンが復活したら、この実写ドラマにも、もっと迫力が出るのかもしれない。

   デモリーナの手先アックマー役の津田寛治が意外な活躍ぶり。陰険なワル風の容貌を見込まれてキャスティングされたのだろう。地味な津田もこのごろ売れっ子だ。ひょこひょこという感じであっちこっちに出て、多彩な顔を見せている。

   初回だからよけい長かったんだけど、やっぱり7時台の子供向け枠で30分にまとめるくらいが適当なんじゃないだろうか。

カモノ・ハシ

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