円楽マニフェスト「都道府県なくせば行政は効率化する」

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   「太田総理」と同じ日テレ系の番組「笑点」は、小さな国会内でも一定の勢力を占めている。今回は自称『笑点のオピニオンリーダー』三遊亭円楽が林家木久扇をともない、「都道府県をなくします」とのマニフェストを掲げた。

中抜き

   都道府県をなくして道州制にするという話――ではなく、国と市町村を直接結ぶと、都道府県による中抜きがなくなって、日本の地方行政は効率化するというのである。

   円楽がまず本物の政治家のように押しつけがましく持論を解説、さきごろ議長に復帰した森富美アナは議論の空回りを心配したのか、「静かですけど、起きてらっしゃいますか?」と発言のない木久扇に呼びかける。

   「大丈夫。ちょっと飽きちゃって。帰りたい」とあっけらかん。太田光総理(爆笑問題)は「ずいぶん前から飽きてますね」と突っ込むが、発言が少ないのは太田ソーリも似たようなもの。相変わらず他人が出したマニフェスト(法案)には無関心である。

   森が円楽に「ソーリは法案反対ですが」とコメントを促すと、「ボクが嫌いなんだろ、早い話が」と円楽。ソーリは「いやいや、山田(隆夫)はボクも嫌いですけどね」と訳のわからないことを言い出した。これは法案説明のフリップに笑点メンバーの写真が使われていたのに、山田隆夫のだけがなかったのを、円楽が「山田が嫌いだから」と答えたのを受けたもの。

地理が苦手

   さて、そんなソーリは法案反対のワケを「ボクは地理が苦手なんですよ」と変化球で説明。「いままでは県単位で47、それでも覚えられない。それがもうちょっと白地図が細かくなるんじゃないか(それが不安)」と冗談半分に語った。ウケの面でいえば反応はそう芳しくなかった。

   その後、政治家軍団のひとりよがりで退屈なやりとりが続き、番組の最後の方になって木久扇はふたたび口を開いた。「いつ終わるんでしょうねェ」と呟くと、スタジオの笑いと拍手喝采を浴びた。スタジオに限らず、今回もっとも説得力のある発言だったかもしれない。

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