17時間ぶっ通しで祭り中継とは!たまげたけれど、つけっぱなしで見てしまった

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「3D挑戦! 三社祭生TV」(BS11)2010年5月16日5時~22時

   「てれび見朱蘭」では、なるべく多くの人に見られたメジャーな番組を取り上げようと努力しているが、一方で、マイナー局でも「これは穴場企画だ」と、見なかった人たちに知らせたい番組も偶には取り上げる。今回がその典型だ。なんと、あの、浅草三社祭を朝の5時から夜の10時まで生中継するとんでもない冒険テレビ局が出た。
   筆者は祖父母の時代から東京人であるが、山の手ばかりで、三社祭を生で見たこともなければ、その「いわれ」やディテールも知らなかった。何しろ浅草の込み具合は恐怖だからだ。浅草寺の傍にある有名骨董店の主と友達だが、「人が凄いから来るな」といわれつけているので、生で見たことがなかった。今回17時間BS11をつけっぱなしにして初めていわれもわかり、目から鱗が落ちたのである。
   昔、隅田川で魚が釣れず、何か変なものが網に掛かった。それを祭ったのが観音様で、三社とは一之宮、二之宮、三之宮の兄弟を祀った神社のこと。三社祭は早朝の神輿の宮出しから夜の宮入りまで、3つの神輿が総ての町会を練り歩く行事の総称である。今年80歳になる矍鑠とした浅草生まれの神社総代翁が登場したが、姿勢はいいし品があるし老人とは呼べないカッコよさだ。彼ばかりでなく、各町会の店の主たちが、いずれも顔立ちの整ったイナセな下町紳士で、これは徳川数百年の文化やDNAの継承の結果だと感じ入ったのである。3D宣伝だらけだったのは、まあ、許すよPanasonic君。

(黄蘭)

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