今更ダウンサイジング時代到来とは笑止千万!テレビマンはもっと皮膚感覚磨け

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「日本再設計~(ニュースウォッチ9)の中の企画もの」(NHK)2010年5月25日21時~

   高齢化社会真っ只中で、元は子供が1000人いた川崎市のある団地に今は子供が300人しかいなくなった。74歳の女性は脚が悪く階段が辛い。日本中のあちこちでこうした現象が起きている。田園都市線沿線居住のある老夫婦は、一戸建てのマイホームを売って駅前のマンションに移り住んだ。これは電鉄会社が勧めたものである。
   本格的なダウンサイジング時代の新しい動きとしてNHKが取材したものだが、開発中心だった不動産会社が考え方を変えて、【世代循環】を唱える。老夫婦の戸建住宅を子育て世代に譲り、若い子持ち家族は少々駅から遠くても広い庭付きの戸建に住む。本来なら、団地全体が高齢者オンリーになるところを、こういう方法で若い世代と混じりあって街に活力が甦るとの主張だ。
   筆者は何を今更と感じたのだ。もう10年以上前から、昼間のバスに乗ってみると、タダパスのぢぢばばばかりが客だった。昇降にモタモタしても謝るでなし、社会性欠如の老人集団。テレビ局の報道記者はみんな若いので高齢者に関心がないから、既に何年も前から起きている団地のゴーストタウン化にも目が向かなかったのだろう。
   かつての新聞記者は、町ダネを拾おうと日常から市井の一員として歩き、皮膚感覚で変化を察知していたが、テレビマンはただの高給取り社員に過ぎない。ダウンサイジング時代の新しい動向だとは笑止千万である。もっと時代の先を見つめてアンテナを張れ。

 

(黄蘭)

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