2024年 4月 19日 (金)

2022年サッカーWカップ各国招致ビデオ、日本ここでも見劣り

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   サッカーワールドカップの南アフリカ大会開幕まで2週間を切ったが、「次の次」、あるいはその次に向けて、すでに熱戦を繰り広げている国々もある。動画サイトのYouTube(ユーチューブ)では、今年12月に決まる2018年、2022年の開催地に立候補している日本、米国、オーストラリア、ロシアなどの招致組織が制作したトレーラー的動画が公開されている。

再生数多いオーストラリア

   「日本の提案する2022年次世代ワールドカップ((招致コンセプトビデオ)http://www.youtube.com/watch?v=8hZyCiR0QJU)」は今月上旬に公開された。招致委員会の公式サイト(http://www.dream-2022.jp/)でも見られる。「世界中の人がみな、まるでスタジアムにいるような、ゲームに参加するかのような興奮と感動のワールドカップ体験を創造する」という招致委のコンセプトを体現した8分間の大作となっている。12年後の最先端技術がふんだんに盛り込まれており、世界のサポーター同士が、自動翻訳機やiPhoneライクな機器によって、言葉の壁を超えて交流したり、リアルな3Dビジョンで観戦するといった内容だ。

   公開約3週間の段階で、再生回数は4万回と、まずまずの出足を見せている。だが、寄せられた日本語コメントでは「技術ばかり強調している」「非現実的」「(サッカーゲームの)ウイイレの国、日本」などといった批判、揶揄も目立つ。

   また、同じ内容で英語タイトルの「World Cup, the Next Generation (Concept Video of Japan's Bid) 」は再生数6000回、フランス語字幕版は51回にとどまり、国際動画界への浸透度はいま一歩のようだ。

   「world cup 2022 bid」などのワードで検索した結果、もっとも再生数を伸ばしているのはオーストラリア(http://www.youtube.com/watch?v=ezCpmSZN_9g)の11万回と見られる。約1年前とわりと早い段階で公開されただけに、一日の長があるようだ。サッカースタジアムを飛び出したサッカーボールが、広いオーストラリアをめぐって戻ってくるというストーリーになっている。

   「The Game is in US」というキャッチコピーを掲げるのは「U.S.」だ(http://www.youtube.com/watch?v=2LeqF-Jy0Ao)だ。米国の有名無名の選手やサポーターたちが多数登場。サッカーが好きで、ワールドカップを切望しているという胸の内を語る。

   このほか、ユーチューブではロシア、カタール、スペイン&ポルトガル(共催)などの公式非公式の招致動画も確認できる。はたして日本は並み居る強豪を退けてワールドカップを勝ち取れるのか。南ア大会同様、厳しい戦いとなりそうだ。

ボンド柳生

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