「メキシコ湾原油流出」パロッたBP「社内会議」

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   史上最悪と呼ばれるメキシコ湾の原油流出事故で、事故原因となった石油掘削施設を操業するBPの対応への批判が米国内では高まっているが、動画サイトのYouTube(ユーチューブ)では、「BP Spills Coffee」というBPを皮肉るパロディー動画が公開され、1週間で350万回再生と再生数を爆発的に伸ばしている。内容的にも「事故をうまく言い当ててる」として、ユーザー投票で高い評価を得ている。

トンチンカンで無責任な社長登場

   動画は、BPの社内会議中に起きた「事故」を記録している。きっかけは、ふとしたはずみで、使い捨てのコーヒーカップが倒れ、会議机にコーヒーがこぼれたことだった。

「広いテーブルにちょっとコーヒーがこぼれただけ。たいしたことはない」

   社長らしき男は、当初鷹揚に構えている。ところが、黒いコーヒーはどんどん広がっていく。別の社員が手で覆いをつくって拡散を防ごうと試みるが、根本的な解決にはほど遠く、そうこうするうちに別のカップまで倒れていく。

「いい考えがある」

   社長はそう言ってペーパータオルを取り出した。テーブルを拭くのかと思いきや、油を取るためのヘンテコな道具のアイデアをその紙に書き付ける。もちろん、その道具は役立たず。その後は、ゴミや髪の毛を投入し、「うまくいくかどうか、3時間様子を見よう」と見守るが、これも時間の無駄でしかなかった。

ケビン・コスナーの「巨大油掃除機」

   社長はコーヒーを運んできた「ハリバートン」(掘削装置の会社)の連中に責任をなすりつける。

「君たちにも責任がある。こんな不安定なプラスティックのコーヒーカップをだしたんだからね」

   しかしハリバートンは逃げ出してしまった。

   ますます危機的な状況――。そこに著名俳優のケビン・コスナーから電話がかかってくる。彼こそ最後の望みなのだ。じつは、コスナーは自身も巨費を投じて開発したとの触れ込みの「巨大油掃除機」を、現在リアルに売り込み中である。

   しかし、ここでのコスナーは「ピンポン玉を投入しろ」とばかげた指示を出し、効果がないとわかると「終わったな」と無責任なセリフを吐くだけ。そして、テーブルのコーヒーはついに誰も手を付けられなくなってしまったのであった。

ボンド柳生

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