まだ「中田英寿」に頼るNHK・W杯放送のどうしようもないズレ

印刷

「2010 FIFA ワールドカップ開会式 A組・南アフリカ×メキシコ」(NHK)2010年6月11日22時~

   19時半から断続的にワールドカップの開会式を映していたのだが、21時を過ぎても現地ゲストの中田英寿が現われないと、中継アナウンサーの内山俊哉が繰り返す。空港に着いたばかりで、途中の渋滞に巻き込まれて3時間経っても着かないのだそうだ。なんでそんなにまでして中田を出すのか意味不明である。案の定、ようやく現われた中田に、聞いたのはやっぱり旅の話が中心だった。
   「サッカー以外何も知らなかったから。今は日本国内を旅している」との中田の答えだが、ワールドカップ開会式とは何の関係もない。要するにNHKは、中田英寿をゲストに呼んだら視聴率が上がると読んで出演させたのだろうが、既にしてズレているのである。大金を稼いでスタコラ引退した顛末を含めて、自己チュー中田の神通力はもうないにもかかわらず、「昔の名前に頼っている」。
   筆者はアナや解説者に話してもらいたい素朴な疑問が山ほどある。
   サッカー大会の試合入場に、何故子供が一緒に出てくるんだ? ただの賑やかしではないだろう。試合中も監督だけがなんでドレッシーな背広姿をしているんだ? 嘘かホントか知らないが、植民地の人たちを支配者側が見下ろす構図の象徴だとか。練習の時、選手たちはなんで幼稚園のスモックみたいなお揃いのカラフルなチョッキを着るんだ? 質問に答えてもらいたいのに、いつも誰も言及しない。中田の自己PRよりよほど面白いと思うのだが。

(黄蘭)

採点:0
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter

このエントリーはコメント・口コミ受付を終了しました。

注目情報PR
追悼

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中