2018年 7月 18日 (水)

角界賭博汚染 テレビ悩ます「未成年問題」

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   大相撲界の賭博汚染はついに逮捕者が出る事態に発展したが、今後は日本相撲協会の特別調査委員会による事情聴取に、「手を出していた」と認めた力士たちの名前を公表すべきかどうかが焦点になる。相撲協会は「全員公表」に消極的と見られるが、どこかのマスメディアが「スクープ公表」するのは時間の問題だ。それでなくても、さみだれで名前は漏れる。

   ところが、ここでテレビなどの報道機関にとって頭の痛い問題が出てきた。野球賭博をやっていたと自己申告した29人の力士の中に未成年者がいるのだ。これまでの『業界基準』からすると、未成年は犯罪の容疑者として逮捕されても名前は伏せてきた。大相撲の賭博問題ではどうするのか。賭博力士のしこ名をずらりと並べ、その中で『少年A』とするのはいかにも不自然。公表を所属部屋と番付だけにしても、簡単に名前は割れる。

   特別調査委員会・広報担当の望月浩一郎委員(弁護士)は「未成年もいるので全部名前を出すのが正しいものか」と話すが、それでは世間は納得しないだろう。東京キー局のディレクターはこう話す。

「名前を伏せれば、むしろ犯罪者扱いのようだし、名前を出せば人権問題だと抗議が来そう」

   相撲協会に「賭博関与者の公表」を求めている文部科学省も、未成年者問題までは想定していなかったようだ。(テレビウォッチ編集部)

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