「相撲とヤクザの親密関係」メディアも見て見ぬ振りだったくせに……

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「大相撲野球賭博事件報道について」(各局ニュース&ワイドショー)2010年6月下旬

   そもそも大相撲は国技でも何でもなくて、興行なのである。興行にヤクザは付きものである。表向きはビジネスを装っているが、演歌歌手の地方巡業も地元のヤクザに一札を入れないと成り立たない。昔、筆者は目撃したことがあるが、あるクラシック音楽の事務局にさえ、歌舞伎町を一手に取り仕切っていたヤクザの親分が市民のような顔をして出入りしていた。大相撲に暴力団が無関係であるべきと主張するのは寝惚けたたわ言に過ぎない。
   みんなわかっているくせに、国技だの神事の一種だのと持ち上げて頬かむりしてきたのである。だから今回のように、野球賭博で琴光喜が脅迫された事件や維持員席に暴力団の組長たちが座っていた事件も当然予想されたことである。業界の腐れ縁を知っていて、平気で毎場所テレビ生中継を続けてきたNHKも相当に罪が重い。
   相撲ジャーナリストがコメントしていたが、大鵬親方が現役時代、土俵に上がる姿が映り、その時の化粧まわしの裾の方に金糸銀糸で刺繍されている模様の1つが、ある暴力団の組のシンボルマークなのであった。つまり、何十年も前から映像にさえ映しているヤクザとの関係に、メディアは見てみぬ振りをしてきたわけだ。
   今更、聖人君子たれという識者たち(?)の主張はチャンチャラおかしいのだ。公益法人はさっさと返上して、「株式会社大相撲興行」とか「外人力士力持ち比べ巡業」とかに変更すればよろしい。

(黄蘭)

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