データでもまったく互角だった「日本・パラグアイ」

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   今大会初のPK戦にもつれ込んだ日本・パラグアイ戦だったが、試合後、岡田監督は「勝たせてやりたかったけど、私の力が足りなかった」と述べた。互角の戦いをしながら、PK戦に持ち込んでしまったことを監督として悔やんだのだろう。たしかに、120分間の激闘は互角だった。

シュート数、平均走行距離

   田中大貴アナが示したデータでも、日本とパラグアイは実にいい試合をしたことがわかる。
PK除くシュート本数は日本13本、パラグアイ12本。
選手1人当たりの平均走行距離は日本9.5km、パラグアイ9.6km。
ボール支配率は日本42%、パラグアイ58%。

4年後に向けた課題は?

   PK戦は岡田監督は練習でシュートが入る確率の高い順番で決めたという。

   キャスター小倉智昭の「なんでPK戦にしなきゃいけないのかと思うよね」に、田中も「上にあがるためだけの手段という感じがしましたが…」。

   これもPK戦で負けた側のぼやき。小倉も心得ていて「パラグアイではPKでよかったと思っているかもね」

   話は今大会の総括と今後の課題についてになっていった。

   小倉が「まず日本の一番の収穫は何だったと思いますか」に、2人のゲスト出演者が答えた。

   フランス大会元代表で、フジテレビサッカー解説者の山口素弘「走力ですね。120分間走り負けなかった選手と、その選手を鍛え上げたコーチ、スタッフも素晴らしい。そして自信。日本も世界で戦えるんだという自信がついた」

   フランス大会コーチだった小野剛「自信は同じですね。それと世界での存在感。これには理由があって、98年のW杯以前は強化試合をするにも相手がいなかった。でも、今回で存在感が生じ、次のW杯に向けていろんな強豪チームが日本とやりたくなる。これが強くなる原動力になる」

   最後に小倉が「気が早いですが、日本にとって4年後に向けた課題は何だと思いますか」 小野「この水準、緊張感を国内の試合で常にやって欲しい。この積み重ねが4年後にまた道を開いてくれると思う」

   これでJリーグ人気も一段と高まるだろうが、人気を持続できるかどうかは、選手たちの水準アップへの向上心と緊張感の維持にかかっている。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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