2018年 7月 17日 (火)

民放「地方巡業中止」 さあどうするNHK名古屋場所中継

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   日本相撲協会は野球賭博に手を染めていた力士・親方の解雇・除名、休場という「トカゲのしっぽ」と引き替えに、名古屋場所の開催を決定したが、こうなると注目されるのは、「NHKは名古屋場所を中継放送するのか」だ。NHKは「さらなる対応を検討して判断する」としているが、この件について届いた意見の6割は「中止すべき」、「中継すべき」は1割しかない。

   そんななか、「青森朝日放送」が夏巡業の青森場所(8月12日)の中止を決めた。「青少年の健全なる育成と伝統文化を継承するという開催趣旨をかんがみて」というのが理由だが、では同じ放送界としてNHKはどう考えるか。意地悪く言えば、NHKの相撲中継は全国放送だから、「青少年への影響」ははるかに大きい。青森朝日放送の中止決定で、NHKはいよいよむずかしい判断を迫られることになったといえそうだ。

   NHKにとって悩ましいのは、1場所4~5億円といわれる放送権料もさることながら、いったん中止すると、9月の秋場所で中継放送を再開するときに、「大相撲はもうきれいになりました」というなんらかの『あかし』を示さなければならなくなることだろう。そんな判断をNHKが下せるはずがない。

   「落としどころ」は、生中継は中止、夜中1時からの「大相撲・幕内の全取組」でダイジェスト版放送といったあたりか……。(テレビウォッチ編集部)

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