2024年 4月 25日 (木)

「わからん」「違わん」「選べん」民主・自民マニフェスト

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   参院選まであと1週間となった5日、新聞・テレビが一斉に情勢調査結果を発表した。内閣支持率はJNN 52.6%、朝日新聞39%、毎日新聞47%、読売新聞45%と軒並み大きく下がった。

   毎日新聞は中盤の情勢を、民主党は菅首相が目標ラインとしていた改選数の54議席は維持できそうだが、連立与党で過半数の56に達するかどうかは微妙としている。また、みんなの党が改選ゼロから10議席に乗せる勢いだが、投票先を決めていない、答えないが3割あり、終盤で変わる可能性が残る。

あれもこれも羅列

   司会のみのもんた「いま日本が直面している問題は何か、各党にあげてもらいたい。マニフェストがあってもわかりにくいんだもん。また、候補者がわかっているかどうか」

   杉尾秀哉(TBSテレビ報道局解説・専門記者室長)「マニフェストはあれもこれもの羅列ですよね」

   元村有希子(毎日新聞記者)「マニフェスト較べてみると、あんまり違いがなくて面白い。民主と自民が近かったり。選びようがない」

   みのが嬉しそうに各紙の見出しを指した。「みんな 10議席うかがう」とある。「みんなの党」のことだ。

   杉尾「2ケタは難しいといわれているが、選挙後はキャスチングボートを握るでしょう」

   支持率の下落の理由を「明らかに消費税」と杉尾は言う。

   元村「消費税はリスキーな判断だった。なぜ出したのかをはっきりさせないと支持率は下がる」

   菅首相の消費税は切り出しから唐突で、その後の説明も拙劣だ。街頭でがなり立てる映像は、かえって追い詰められてるという印象になる。おまけに小沢前幹事長が冷や水をあびせる。どう見てもいい印象にはならない。

   末吉竹二郎(国際金融アナリスト)「日本の赤字は世界一。これをどうするかと、すでに市場から警告を受けている。その視点から論じないといけないのに、数字の話になっている」

   みの「法人税は下げる。代わりに一般から消費税というのでは……」

   元村「その意味では、共産党が言っていることに理がある。負担がどうなるのか数字で示さないといけない」

   これがあと1週間で変わるのか。選挙を動かす指標はひとつじゃないから、面白いところだ。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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