2018年 7月 20日 (金)

サザエさん「わたくし『大相撲ダイジェスト』迷惑でございます」

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   NHKは大相撲名古屋場所の中継放送を中止、取り組み終了後の6時台にダイジェスト版を流すことを決めた。平日は6時30分~6時52分、土日祝日は6時10分~6時40分に、幕内の全取組の録画映像を放送するが、これに影響を受けそうなのが、この時間帯に放送している民放の番組だ。大相撲から視聴者が流れて来たり、逆にダイジェスト番組に取られたりで、関係者は気をもんでいる。

   中継中止にニンマリしている筆頭は日曜夕方5時30分からの日本テレビ系「笑点」。もともと20%前後を維持し続けている驚異の高視聴率番組だが、大相撲の初日、中日、千秋楽とかぶっていた。しかも、視聴者は年配者が多く、これも相撲ファンと重なっている。とりわけ、千秋楽は優勝がかかった結びの一番が放送前半とぶつかり、NHKにチャンネルを合わせられていた。これが名古屋場所では心配しなくてよくなるのだから「ラッキー」てなものだろう。

「笑点」は笑い止まらず

   一方、「参ったなあ~」組はフジテレビ系の「ちびまる子ちゃん」(日曜夕方6時~)と「サザエさん」(日曜夕方6時30分~)、日本テレビ系の「名探偵コナン」(土曜夕方6時~)と「真相報道バンキシャ!」(日曜夕方6時~)だろう。「サザエさん」は20%前後、「バンキシャ!」も18%前後をキープしているが、大相撲のダイジェスト版放送と一部がぶつかって、食われる可能性がでてきたからだ。フジテレビ関係者はこう話す。

「サザエさんを見ているのは子供や若い世帯で、一緒に見てるおじいちゃんも孫優先だから、相撲を我慢すると思うんですけどねえ。ただ、名古屋場所の千秋楽は優勝力士がどんな顔で表彰式でしゃべるのか、ちょっと見てみたいということがあるかもしれません」

   このほかにも、NHKの中継中止はこんなところにも影響が出そうだ。行司軍配に「物言い」がつくと、勝負審判たちはNHKの中継画像で勝敗をチェックするのだが、これが見られなくなる。「誤審」が増えるかもしれない。(テレビウォッチ編集部)

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