八代英輝(弁護士)「角界賭博 立件のハードル非常に高い」

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   角界野球賭博の構造は少しずつ明らかになりつつある。仲介役をしていた元幕下力士(阿武松部屋)が、警視庁の調べに「胴元は暴力団関係者だった」と供述していると報じられた。ところが、この関係者はすでに1年前、死んだというのである。

通信記録や仲介役の供述だけでは……

   MC加藤浩次が「死んだというのがちょっと」と切り出すと、司会のテリー伊藤は「ほかに生きていて(野球賭博を)やっている暴力団の方だっているわけだから、そのへんのことをしゃべってくれないと」と話した。1年前の時点で野球賭博が終わったわけではなかろう、ということだろう。

グレーのまま終わるのか

   コメンテーターの八代英輝(弁護士)は、事件が立件できるかどうかに懸念を示す。関与した者が携帯を破棄したり、メールを消去したとしても、通信履歴はデータセンターに一定期間保管されるので、再現は可能だ。しかし、通信履歴と、仲介役とされる床山や元幕下力士などの供述だけで立件できるのか微妙だというのだ。

   そうでなくとも、賭博罪は現行犯でなければ立件がむずかしいといわれる。証拠隠滅も大がかりに行われていよう。警察が本丸とする暴力団にどこまで迫れるか、「ハードルは非常に高い」と八代は言う。加藤が「グレーのままで終わるのか」と尋ねると、八代はそれを否定しなかった。

   警視庁の意気込みとは裏腹に、大山鳴動して末端レベルがしょっぴかれるだけで幕となってしまうのであろうか。

文   アレマ | 似顔絵 池田マコト
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