「日本語」狂言回しに結構マジメなお話と笑い

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日本人の知らない日本語(日本テレビ系夜11時58分~)>バラエティ番組で日本語が上手な外国人が出てきて感心させられたり、逆に外国出身のタレントがつたない日本語をしゃべって笑いを誘う……なんてことがよくある。このドラマでは、日本人が外国人に日本語を教えるときのジレンマがよく表わされていて、思わず笑ってしまう。

「ラーメン茹での網」なんていうの?

   仲里依紗が演じる元カリスマ店員・ハルコは、電車の優先席でひとり悠々と座っている外国人に「郷に入らば郷に従えよ! どきなさいよ!」と説教するほど、ストレートな物言いをする性格。そんなハルコが「3か月勤めれば高校教師の職を紹介する」という条件で赴任させられたのは日本語学校。

   日本語なんて簡単よとタカをくくっていたけれど、さまざまな国籍の生徒から浴びせられる質問にたじたじ。「『鮪』は中国ではマグロでなくてチョウザメのことよ」「ラーメン茹でるときの編みカップは何て名前か」「持つところがひとつの大きい鍋の名前は、持つところがふたつだと」etc.……

   そういえば、筆者も外国人に「鍵をうしなった」でなくて「鍵をなくした」の方が自然だよと教えたら、「なんで? どう違うの?」と言われて詰まったり、「ふらふら」「ぶらぶら」、「とんとん」「どんどん」の違いを教えるのに苦戦したことがある。ふだん何気なく使っているが、改めて考えると難しい。

   あなたの日本語は間違ってる! なんてスタンスの番組だと疲れるけど、ドラマだからか「こういうこと、あるある~」と気軽に見られて、しかも「こんな日本語もあるんだ」とマメ知識が増えて面白い。

   ちなみに、ラーメン茹でる時の編みカップは「てぼ」と言うんだそうな。ラーメン店で働かない限りはマメ知識にしかならなそうだが、ドラマでは質問した外国人生徒はラーメン屋で働いていて、この「てぼ」がわからず、店長に叱られた経験からハルコに助けを求めたのだった。そこに気づいたハルコは、ここには私にやれることがあると一念発起して……と話はすすむ。今後、ハルコが生徒にどう日本語を教えていくのか、期待できそう。

(てらっち)

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