安藤優子まだ甘いけど提言は評価「ガキ大人の児童虐待」

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「スーパーニュース 子供いのちの白書①」(フジテレビ)2010年7月26日16時53分~

   サブタイトルが―子どもたちのSOS―とあるように、近頃頻発する児童虐待の話である。「小松島子どもの家」には親の虐待から一時避難している子供たちが大勢預けられている。仮名だが、全員の顔にシャはかかっていない。アカネ(18歳)とマリ(12歳)の姉妹は冷凍食品やコンビニ弁当しか与えられず、自らが通報してきた。
   マサキ(11歳)と弟(9歳)は兄弟で包丁を振り回す事態になって施設へ来たが、マサキは母を庇って「また一緒に住めばいいことがあるかもしれない」と本心を打ち明けてこない。たまの面会日にやってきた母親は、「子供を叩くことしか考えなかった」とか「自分の欲求だけのために叩いた」という。それを聞いてマサキは、「ママはずるい。子供から逃げている」と鋭いことを言う。親より大人だ。
   母親が変らなければと、キャスターの安藤優子は締めくくったが、まだまだ甘い。今は親が子供のままなのである。生殖能力は大人でも精神は子供のまま、常に自分の欲望が最優先する。自分のやりたい生きたい道に転がる障害物としか子供を見られないガキ大人が、昭和30年代ぐらいから大量発生した結果なのである。
   自分の命に代えても愛するという母性本能は消えた。教育や食べ物やあるいは環境の化学物質や、一言ではいえない複合要素によって、かつてのような親の子に対する無償の愛は枯渇しつつある。恐ろしい時代である。食い足りないが提言しただけでも良しとしよう。

(黄蘭)

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