堺雅人のナイーブさならば許す!「警察版必殺もの」

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「ジョーカー~許されざる捜査官 第3回」(フジテレビ)2010年7月27日21時~

   長い間フジテレビは、内心、ジト-ッとした羨望の目でテレビ朝日系の「中村主水・藤田まこと」を見ていたのだ。そう、一連の必殺ものの超人気をである。昼は真面目でボケの役人が、闇の世界では凄腕の剣客で、理不尽な悪のはびこりに天誅を下す。そうだ! この現代版は出来ないか。と考えたかどうか筆者は知らない。
   本作は現代の警察版必殺なのである。ニコニコくしゃっとした笑顔の温厚な神奈川県警警部・伊達一義(堺雅人)は、子供の時に両親を惨殺された過酷な過去をもつ。もう1人、鑑識課の久遠健志(錦戸亮)も虐待かいじめに遭っていた痕跡がある。2人は秘密を共有する。つまり、組織防衛や他の理由で放たれた殺人者を、自分たちの手を汚して始末するのだ。薄々疑っている女(りょう)もいるが。
   今回は学校の先生の婚約者が、元カレと心中したのを、伊達警部が殺人と疑うが、幹部は単純な心中事件で終らせてしまう。怒った久遠と伊達は真犯人を捕まえて闇に葬るのである。今時のイケメン俳優が演じると多分白けると思うが、堺は独特のナイーブな表現力をもっているので、警官による殺人という有り得べからざる設定でも許してしまうところがある。杏がエリート警部に扮して伊達らと一緒に行動する。最近モテモテの杏が何故こんなにも連ドラに起用され続けるのか理解できない。モデルだからスタイルはいいが、美人とは言いがたいし小意地が悪そうな印象で筆者は買わない。

(黄蘭)

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