あちこちで出てきそうな「高齢者所在不明」

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   今度は東京・杉並区で都内最高齢とされる女性(113歳)の所在が不明であることが判明した。先日は足立区で、生きていれば111歳の男性がミイラ化した遺体で見つかった。そこで杉並区が100歳以上の高齢者の所在確認をしたところ、わかったという。

   24年前、千葉県から転入し、長女(79)と住んでいることになっていた。ところが、長女は「弟と住んでいると思うが、連絡先、住所は知らない」と話しているらしい。番組では、住民票が移された経緯については説明がなかった。

100歳以上4万人

   コメンテーターの高木美也子(日大教授)は「長女の言っていることもよくわからない」としたうえで、「日本は長寿国で、100歳以上が4万人を超すといわれているけど、そんなにいるのか」といぶかる。

書類上だけの判断

   たしかに、「所在不明」があちこちで出てきそうな気配である。

   杉尾秀哉(TBS解説委員室長)は「高齢化社会に、とくに都会で、行政がついていけていない。書類上だけで判断して実態がわかっていない」と述べる。

   内野雅一(週刊エコノミスト編集長)は「高齢化社会というのは幸せに年をとっていくのが本来あるべき姿。コミュニティがあったときは、周りがいろんな形で手当てをしてきた。それが崩れて久しい。基本的には家族がするハズなのに、こういう形になってしまうのが現実」と語った。

   「都内最高齢女性」は老齢福祉年金も受給しておらず、ここ5年間、医療保険も使った形跡がないという。どうしていらっしゃるのだろうか。

文   アレマ | 似顔絵 池田マコト
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