「バルーン宇宙葬」大型風船で地上30キロに散骨

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   年間110万人が死亡している日本。死生観が変わったのか、経済的理由かは定かでないが、お墓事情に変化が起きている。

   「情報早読みチェック」のコーナーで、月刊誌『宝島』9月号に掲載された「今時の葬式」を取り上げ、あらめて取材した。

明るく送ってやろうと予約50件

   海洋散骨、樹木葬が増え始めているなかで、番組が注目したのは最も新しくユニークな「バルーン宇宙葬」。考案したのは栃木県宇都宮市にある「バルーン工房」という会社で、結婚式の披露宴会場を色とりどりの風船で飾るのが本業だ。語るのは小野寺義博代表取締役。

ボクはスタジオに散骨
「テレビの散骨特集を見ていてヒントを得たのがきっかけ。だったら風船を使って宇宙に飛ばすことができるのではないかと考えたんです」

   そこで作ったのが、自然にかえりやすい100%天然ゴムを使った直径2.5mの大型バルーン。実験の結果、バルーンは30km上空の成層圏に突入すると気圧の低下で2~3倍に膨れて破裂、遺骨は偏西風に乗って散ることが分かった。

   実際にバルーンの先端にカメラを装着し、その行方を追った。バルーンは40分後に成層圏に突入、90分後には高度30kmに。気温マイナス40度、気圧は地上の100分の1という宇宙の玄関口に達した。バルーンは32kmに到達したところで破裂した。

   法律面や衛生面の問題も、法務省、環境省、厚労省の許可を得てクリアしており、現在50件の予約が入っているという。

   小野寺代表は「宇宙葬をやりたいという遺族の方は明るく送ってやろうという方が多い」と言う。予約をした女性も「人間、土の中へ入るより宇宙に行きたいですよね」と話す。

「ボクは『スッキリ!!』のスタジオに散骨してほしい」と言う司会の加藤浩次に、大竹真アナが「それはちょっとスタッフが迷惑かな」

   宇宙時代らしいアイデアの「バルーン宇宙葬」、世界中で流行るかもしれない。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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