米国は子供置いて外食でも犯罪…日本生ぬるい「育児放棄」対応

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   幼い2人の子どもを部屋に置き去りにして死亡させた事件。

   新聞報道によると、大阪市西区の現場マンションには連100人以上の女性が訪れ、飲み物などのお供えをしているという。

   似たような境遇のシングルマザーや虐待の経験を持つ女性が、いてもたってもいられず訪れるのだという。

「法律作らないと」(かとうかずこ)

   育児放棄(ネグレクト)の親が増えていると、番組が取り上げた。08年に全国の児童相談所が対応した虐待のうち、身体的な虐待(38.7%)と育児放棄(37.3%)の割合がほぼ同じくらいあった。育児放棄の対応件数は、99年に3441件だったのが、08年には1万5905件と4倍以上に増加している。

   子供が死ぬかもしれないと分かっていて、なぜ育児を放棄するのか。児童虐待に詳しい東海学院大の長谷川博一教授は次のように指摘する。

   「若い親にネグレクトが多い。子供の面倒を見るという労力を要することよりも、まだ遊びたい盛り。精神的な成熟が追い付いてなくて、半分子供だ」

   女優のかとうかずこが「親になるって、子供を産んだら親になるわけではない。子供との係わり合いの中で、だんだん親にさせてもらっていく。我慢することも必要だ。いままではなくてもよかった虐待の法律を、外国のようにきちっと作らなければならないのかも」と鋭い指摘をした。

よほど悪くないと動かぬ日本

   元裁判官で弁護士の八代英輝は次のようなアメリカの例を紹介する。

   「ニューヨークにいたことがあるが、子供を部屋に置いて両親が夕食を食べに外出するだけで犯罪になる。警察が捜索に入り、子供を助けることができる。

   日本の場合、ネグレクトは保護状態がよほど悪くないと立件できない。ネグレクト自体の捉え方を日本も変えていかないと…」

   子供はファッションの道具じゃないんだ。子供を産む前に育てられるかどうか、よく考えろと言いたくなる。

文   モンブラン
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