高齢者不明次々…ワイドショーも驚いた行政サービスのお座なり

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   <今週のワイドショー通信簿>100歳以上の高齢者の所在不明が次々と明らかになった今週、ワイドショーも自治体のお座なり行政、老人たちの孤立、だれも正確に把握していない実態をこぞって取り上げた。

   「あちこちで出てきそうな『高齢者所在不明』」(朝ズバ!)という予想どおり、各自治体が書類をチェックしただけで全国で50人以上が不明になっていることが判明。こうなると、「『100歳以上4万人』はたして実態はどうなるのか」(スーパーモーニング)という疑問が出てくるのは当然で、片山善博・元鳥取県知事は「住民基本台帳によって、定期的に市が調査しなければいけない義務がある。それを怠っている」(朝ズバ!)と、住民基本台帳そのものが信頼できるのかというところまで問題は発展している。

   しかし、所在確認が難しいことも浮き彫りになった。東京23区などは記念品贈呈や民生委員の訪問で把握しようとしているが、「家族に『元気にしている』と言われると、家の中に立ち入って確認するのは難しい」(スッキリ!!)のはたしかだろう。「スーパーモーニング」は「役所が守秘義務をタテに住民の情報を教えてくれない」「個人情報保護法で電話番号や家族構成を知りにくい」という民生委員の話を紹介した。

   これに対して、厚生労働省は110歳以上の所在確認を指示したが、不明者の多くは20~30年前に姿が見えなくなったり、消息が途絶えたりしている。つまり、『消えて』しまったのは後期高齢者に入ったあたりということだ。そうだとすると、この瞬間にも新たな所在不明が発生している可能性が高い。100歳以上の高齢者を早急に調査し直すことは必要だとしても、むしろ対応が急がれるのはこちらの方ではないのか。(テレビウォッチ編集部)

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