2018年 7月 23日 (月)

仙台・教師殺人 容疑者逮捕でもさっぱり要領得ない警察発表

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   仙台の高校教師が殺害されてちょうと100日目のきのう(8日)、2人の男が殺人容疑で逮捕された。容疑を認めているというが、動機はまだわからないという。

   殺害されたのは松本秀夫さん(56)。逮捕されたのは、松本さんと家族ぐるみの付き合いがある会社役員・松山哲士(38)、その知り合いのすし店経営・梅原啓(27)の両容疑者。

   事件は4月30日午後10時すぎ、松本さんが自宅玄関前で頭から血を流して倒れているのが見つかった。近くには凶器と見られる金属バットが落ちており、血の付いた足跡もあった。

   奇妙なのは、松本さんはこの日、病院を退院したばかり。その入院というのが、およそ2か月前の3月2日、頭から血を流した状態で学校に出勤、頭の骨が折れていたためだった。松本さんは「酔って階段から落ちた」と言っていた。

   警察は2つの事件の関連性も含めて調べ、2人逮捕を逮捕したが、詳細はわからないという。100日も捜査して、逮捕状も取って逮捕して、2人も犯行を認めているというのに?なにか変だ。

報道側はもっと突っ込め

   キャスターの赤江珠緒や小木逸平アナは取材経験がないだろうからしかたがないが、ジャーナリストの鳥越俊太郎までが「関連はあるんでしょうね」なんて言っている。

なぜ逮捕にいたったか

   弁護士の田中喜代重は「もし関連があるとすれば、2か月間殺意を維持するのはかなりもののですよ。単に金の問題とかじゃないだろう」としたが、その通りだろう。

   もし関連しているのなら、警察はすでに全部わかっているはずだ。100日もかかって、ごく近しい人間にやっとたどりついて、なおかつ詳細がわかっていなかったら、捜査能力がないに等しい。

赤江「なぜ逮捕にいたったかは明らかになっていません」

   いや、逮捕状を取る段階ですべてはわかっているはずなのですよ、赤江さん。

   昔の事件記者は、こんな小出しの会見を絶対に許さなかった。いまはただ「ハイハイ」とご用聞きよろしく、うかがって来てわかっていることだけを書く。このところずっとこれだ。日本全国の事件の発表がすべてこうなっている。なかには発表もしないものがあるようだ。

   1人くらい、「警察、おかしいよ」と吠えてくれよ。ニュースを見ているといらいらしていけない。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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