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高津臣吾 台中球場は不便だが「人間の慣れる力すごい」

   台湾プロ野球「興農ブルズ」でプレー中の高津臣吾投手が8月10日(2010年)のブログで、本拠地の台中球場を紹介している。

   1935年にオープンした台中球場は、台湾体育大学の構内にある。大学所有の施設なので大学生が利用することもあり、試合のために早めに球場入りすると、授業なのか、学生がソフトボールをやっていた、なんてこともある。

   グラウンドは天然芝でいいのだが、ベンチ裏に少々難があるという。ロッカールームは狭く、クーラーは1台、シャワーは1か所しかない。トレーナ室にもベッドが1台、扇風機は1台で、夏場は汗だくだ。

   ロッカールームはあるものの、前述の通り学生も使っているため個人用はない。日本やアメリカのように荷物を置いたままにすることができないので、野球道具は毎日、自宅まで持ち帰っているそうだ。

「試合が終わってシャワーでも浴びてゆっくりして帰りたいなぁ…なんて思っていたのは最初だけで、慣れというものは怖い。というか、人間の慣れる力はすごい。ないものはしょうがない。やっていくしかないのだ」

   たしかに不便な環境ではあるが、チームメートの野球に対する姿勢と情熱は素晴らしいという。「このメンバーたちと後期も優勝できるよう、頑張っていこう」と意気込んでいた。