【感涙戦評】記録的失点で昨年覇者中京大中京、早実に屈辱の敗戦

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8/14 第3試合▽2回戦▽早稲田実 21-6 中京大中京
早|700 0120 002|21
中|100 0 00 041|6

    伝統校同士の対戦は記録的な大差となった。連覇を目指した中京大中京にとっては屈辱的な敗戦である。

    早実は1回、軟投の中京・浅野を急襲した。死球と敵失を挟む8安打を連ねて一挙に7点、中堅から逆方向への安打が目立った。浅野の攻略には低め球をいかに見極め、高めのコースをしっかり振っていくかがポイント。センター返しを徹底してくる早実打線に浅野も戸惑っただろう。こうした攻めは2回戦だから実った戦法ともいえる。1回戦の浅野の配球を見て攻略法を練った成果だろう。

    打者の膝元をつく投球が浅野の身上だが、低め球が使えない状況に追い込まれた。他に有効な球がないため高めに投げて痛打を食った。

中京大中京は投手の代えどきを失った

    5回にも早実は第2波をかけ11長短打を集めて12点を奪った。立ち上がりと同じ狙いの攻めだが、これで試合の流れは完全に早実のものになった。

    中京は浅野が8安打されたところで森本へつないだが、それまでは為すがまま。余りにも早く受身になって代えどきを失ったのか。5回も12点を取られたところで竹内につないだが、戦況を見誤って大量失点につながったといえる。

    早実の鈴木は前半、再三走者を許した。しかし、遊撃の真鍋が好守。1回、1点を失ったあとの1死一、二塁で難しいゴロを併殺。2回にも併殺を完成させて鈴木を助けた。

岡田 忠


岡田 忠(おかだ・ちゅう)プロフィール
スポーツジャーナリスト。1936年広島県生まれ。立命館大学卒。朝日新聞社東京本社編集委員を96年に退職して現職。高校・大学では野球部に所属し投手をつとめる。高校野球のテレビ解説経験も豊富。

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