2018年 7月 20日 (金)

松下由樹そんなバレバレ変装じゃ「おとり」無理でしょ

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「おとり捜査官・北見志穂」(テレビ朝日)2010年8月7日21時~

   高視聴率ドラマ「臨場」の助演でモテモテの松下由樹が出世して、主演の女性刑事・北見志穂になっちゃった。銀行強盗事件の現場に居合わせて巻き込まれる刑事の話だが、彼女のお得意は潜入捜査である。つまり、他人に化けておとりになるのだが、何が何でも「おとり捜査」にしなければならないってんで、無理矢理おとり場面が作られる。わざとらしいことこの上ない。
   例えば、目撃談が「髪が長くてサングラスをかけていた」という女に化ける必要が出てくる。そうでなくてもデカ面の松下が、地毛の上にロングヘアーの鬘を被るとデカデカ面になり、一発で変装と見破れる有様なのに、何故か相手は疑わないでコロッと騙される。笑っちゃう。ウイッグ屋の回し者か、お前たちは。
   こんな3流サスペンスドラマでも、夏枯れのこの時期に12.3パーセントもの視聴率を取っている。だから、粗製乱造が止められない。「土ワイ」と略して呼ばれる「土曜ワイド劇場」はテレビ朝日のドル箱枠である。毎週毎週傑作は作れないし金もない。だから、どうしても安直に走る。近頃の典型的な作り方は、どんでん返しの繰り返し、人間心理もへったくれもなくて、予想外の展開で視聴者を驚かすことなのだ。ドラマとして高級になるわけがないのである。
   懐かしい顔の下條アトムが登場したので、「ははん、昔のスターが犯人だナ」と思っていたら、やっぱり彼が犯人だった。アホくさ。

(黄蘭)

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