2021年 1月 18日 (月)

【取材秘話】1回戦敗退校が全国制覇した謎

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取材秘話・フラッシュバック(11)


    夏の選手権大会にかつて「敗者復活戦」の制度があったことはほとんど知られていない。それは今から94年前の1916年(大正5年)、中等学校野球時代の第2回大会に採用された。この年は代表12校で行われ、1回戦で敗れた中から鳥取中(山陰代表)と中学明善(九州)がその恩恵を受けた。両校は2回戦で対戦して鳥取中が勝ったのだが、準決勝で市岡中(大阪)に惜敗した。

    騒ぎとなったのは翌年の第3回大会。このときは4校が敗者復活戦にまわり、明星商(大阪)が長崎中(九州)に、愛知一中(東海)が和歌山中(紀和)にそれぞれ勝った。愛知一中は、1回戦で長野師範に3-4で敗れていたが、この復活戦をきっかけに、あれよあれよという間に勝ち進んだ。2回戦で明星商に2-1、準決勝の杵築中に3-2。決勝では関西学院に1-0で勝ち、なんと優勝してしまったのである。

    実はこの決勝にはドラマが絡んでいた。8月19日の決勝は関西学院が6回表、先制の1点を挙げたのだが、その裏に雨が強くなりノーゲームとなった。それも愛知一中は2死となっており、あとワンアウトというところで助かった。もし先攻だったら負けていたところだった。「均等回」のルールにより、6イニングめが無効となったことで救われた。

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