【感涙戦評】東海大相模が終始主導権、40年ぶり準決勝へ

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8/19 第1試合▽準々決勝▽東海大相模 10-3 九州学院
東|101 020 024|10
九|000 000 030|3

    九州学院の渡辺は5回まで無死の走者を4度も出した。そのうち2度が失点につながってしまった。東海大相模は1回、安打の渡辺をバントで進め、2死から大城卓が左前に落とした。詰まった当たりだったが、振り切ったスイングがもたらした安打だった。幸運な先取点を得て、東海大相模は余裕を持って攻めた。

九州学院打線、一二三の前に沈黙

    3回には四球の走者を1塁に置いて伊集院がプッシュバントを決める。田中の送りバントで2、3塁とし、大城卓の外飛で還すソツのなさ。5回には敵失などで2点を加えた。その後も主導権を譲らず終盤に大量点を加えて快勝した。

    粘り強い投球が身上の渡辺だが、走者を背負って、しかもバックの乱れもあり持ちこたえられなかった。1回裏、九州学院は2死1、3塁の同点機を一二三にかわされ、その後は140キロ台の速球と低めに落ちる球を打ちあぐんだ。8回、一二三の疲れをついて、坂井の2塁打など5長短打を集め3点を返しただけ。3回戦まで強打を振るった打線も肝心な場面で一二三にかわされてしまった。
    東海大相模は40年ぶりに準決勝へ進んだ。

岡田 忠


岡田 忠(おかだ・ちゅう)プロフィール
スポーツジャーナリスト。1936年広島県生まれ。立命館大学卒。朝日新聞社東京本社編集委員を96年に退職して現職。高校・大学では野球部に所属し投手をつとめる。高校野球のテレビ解説経験も豊富。

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