民主300議席予想にワイドショーも半信半疑だった総選挙直前

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<1年前のワイドショー通信簿>2009年8月30日の総選挙・投開票まで10日を切って、さすがにワイドショーも「のりピー覚醒剤」ネタ一辺倒から、選挙がらみの情報を意識的に扱うようにシフトした。

   各番組が驚いたのが、全国紙・通信社が行った情勢調査の結果。軒並み民主党が300議席を上回ると分析していたからだ。キャスター、コメンテーターたちも半信半疑で、「『一流紙があそこまで民主、民主と…』みのの懸念とアナウンス効果」(TBS系朝ズバ!)、「『民主300議席』の波紋『揺り戻し警戒』と自民の『放心』」(テレビ朝日系スーパーモーニング)と、投票日までに情勢は大きく動くのではないか指摘した。「勝ち馬に乗ろうとするバンドワゴン効果と、こんなに民主が勝っちゃうとまずいと自民に入れる揺り戻し」のどちらに転ぶか、TBS解説・専門記者室長の杉尾秀哉は「読み切れない」としていた。308議席という結果を見ると、「勝ち馬効果」が勝っていたということだろう。

   05年の「郵政選挙」で自民党の刺客候補を番組で大きく扱って、選挙キャンペーンに乗せられてしまったという反省からか、落ち着いて選挙ネタを扱うようになったのも1年前のワイドショーの特徴だ。「『マニフェストよりこの4年の総括』衆院選投票の決め手は何か」と提起したのは「とくダネ!」(フジテレビ系)。「過去4年間の政治がどうだったのか、というのが1番重要なんじゃないかと思う」と、キャスターの小倉智昭は指摘していた。結局、民主党は期待たっぷりのマニフェストで勝ち、自民党は小泉・安倍・福田・麻生政権の貧しい実績で負けたという結果になった。(テレビウォッチ編集部)

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