2018年 7月 16日 (月)

現役世代の戸籍ちゃんとしてるのか?不備なら相続トラブル

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   黒船来航、尊王攘夷の幕末に生まれた人が戸籍上は今も生存していた。120歳以上の高齢者が大阪市で5125人、隣の東大阪市には228人もいて、大阪市には1857年(安政4年)に生まれた152歳の男性がいた。

   なぜこんなことが起きたのかと番組が取り上げた。原因と思われる一つは、死亡届が出ていたのに本籍地の自治体に通知しなかったために、戸籍がそのまま「生存」状態で残っていた。また、死亡届がそもそも出されていなかった可能性もあるという。

法律上は削除義務なし

   居住実態がなければ、住民登録は自治体の権限で抹消できるが、戸籍は法務省の許可を得て抹消することになっている。両市ともその作業を怠っていた。東大阪市は「2000年に電算化されたが、法律上は削除義務がないので作業が後回しになっていた」という。

   年金などの住民サービスは住民登録に基づいて行われるため弊害はないというが、戸籍にも重要な役割がある。

   コメンテーターの本村健太郎(弁護士)は、「相続人の確定には必要で、戸籍によって過去までさかのぼり相続人を確定している。日本の戸籍制度の限界だと思う」と指摘する。

   戸籍のズサンなお役所仕事。ほかにももっと似たようなことがあるのではと疑いたくる。

文   モンブラン
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