2024年 4月 20日 (土)

床屋政談でいいのか「与党・民主党の代表選は首相選び」のはず

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   小沢VS菅の一騎打ちの様相となった民主党代表選。小沢前幹事長が民主党代表選出馬の決め手になったのはなにか。菅首相支持を表明していた鳩山前首相が、一転して小沢支持を表明したことがきっかけだったようだ。多数派工作で勝てると踏んだのだろう。

表舞台去ったはずの前首相

   表舞台を去ったはずの2人がなぜゾロゾロと出てきたのか。消費税10%増税発言に始まって後手に回る経済対策など、菅首相のリーダーシップにも確かに問題は多い。引っ込んでいられないというわけか……。

納得感がない

   司会の加藤浩次は「何なんだろう。(小沢出馬に)なんか納得感が全然ないんだけど」と首をかしげる。

   大竹真レポーターが「どうしてですか」と聞く。

   加藤「小沢さんは『政治とカネ』の問題が残っているし、もっとこうしたいという人が出てきてもいいじゃないか。若い人はどうなってんの」と言う。

   やり取りを聞いていた漫画家のさかもと未明が、「でもね、小沢さんには民主党という感じがある。民主党という存在意義を含めて判断するすごくいいチャンスと思う」と話す。

経済ボロボロ日本大変

   テリー伊藤はこんな見方だ。

「本当はね、若手議員が『その2人うざい』と言って出て来てくれる、そういうパワーがいた方が国民的にはいいですよ。ただ、あぶり出されたような感じする小沢さんが、院政を引くよりはここで勝負に出たほうが私はいいと思う。
   自動車のスズキの会長兼社長は『経済はボロボロで日本が大変なことになっている状況の中で、何を自分たちで好き勝手なことやっているんだ』と言っているのが、それが経済の奴らの本音ですよ」

   言葉使いも悪く、「床屋政談」のレベルだが、まともに論議できないほど今の政治の現状が地に堕ちたということなのかも。

   ただ、若い人が出るべきというのはどうか。たしかに民主党の代表選びだが、首相が決まる選挙でもある。野党党首ならいいが、一国の首相が政治経験も、外国との付き合いも、見識も積んでいない、有権者が名前を聞いたこともないような若手でいいのか。番組キャスターもコメンテーターもそのことを忘れてしまっているようだ。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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