「開成vs浦和」決勝…なぜか東日本が強かった高校生クイズ

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「第30回全国高等学校クイズ選手権 最強頭脳№1決定戦」(日本テレビ)2010年9月3日19時56分~

   たかがクイズとバカにする勿れ。うまく編集された良質のドラマを見るような醍醐味があるエンターテインメントなのだ。近年、テレビのクイズはお笑い系のタレントがひな壇に並ぶ、だらけたバラエティもどきのものが多く、タレントの宣伝の場と化していて全くつまらない中で、久しぶりに素人参加クイズのスリルを味わった。
   但し、予選の時から妙に開成高校のイケメン・キャプテン、田村クンばかり映すので、「ははん、これが優勝したナ」と推理出来て興醒めの部分はあったのだが。まあ、それは大目に見よう。全国からの予選突破組が55校、その内、準決勝に残るのはたったの8校で、東大生解答率1%という難問もあり、難しいのなんの。
   早押しで決勝に残ったのは、先の開成高校と埼玉の浦和高校。ゲームが進むにつれて東日本の高校が圧倒的に強く、西のラ・サールや灘や洛南や東大寺学園などは次々に落ちて行った。関東圏の都会っ子が反射神経もよく、且つ雑学博士が多いということだろうか。
   出題者にノーベル賞受賞者や宇宙飛行士などを並べ、重箱の隅をつつくような難問奇問だらけの割に、藝術関係(特に音楽部門)の問題は数も少なくレベルも低く、つまらないのがあった。もっと、ショパンやシューマンの記念の年らしい出題が考えられてもよかったと思う。つまり、この番組のスタッフの下請けに、あまり教養豊かな育ちの人たちがいないということかもしれないと邪推したのだ。

(黄蘭)

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