政権交代で戦々恐々となった官僚たち

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<1年前のワイドショー通信簿>総選挙で民主党圧勝、腰が抜けたのが自民党なら、真っ青になったのが中央省庁の役人たちだった。民主党は「官主導から政治主導」を掲げ、「コンクリートから人へ」をスローガンにしていたからだ。自民党長期政権の下で省益にしがみつき、野放図に税金を使ってきた官僚たちにしてみれば、足下からひっくり返される「危機」が迫っていた。

   ワイドショーも「官僚支配脱却」に期待した。無駄な公共事業の象徴とされていた八ッ場ダムをさっそく取り上げたのは「スーパーモーニング」(テレビ朝日系)。「八ッ場ダム『ムダ』はどっち? 工事中止か継続か」とこれまでの惰性を断ち切れるのか迫った。また、国民新党の亀井静香代表(当時)が郵政・金融担当相に決まったことについても、コメンテーターで経済アナリストの森永卓郎に「郵政民営化の本当のウラは何か、が出てくるだろう」と言わせている。

   「朝ズバ!」(TBS系)は「事務次官会議やめた 良くなる? 悪くなる?」と、これまた実質的に行政府を牛耳っていた「事務次官会議廃止」に期待を持った。

   それから1年…。民主党の惨状をもっとも喜んでいるのが役人たちであることは間違いないだろう。(テレビウォッチ編集部)

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