つまらない秋場所をいよいよつまらなくした「何十年一日のNHK中継」

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<大相撲秋場所(NHK)>きょうで大相撲秋場所は終わりましたが、つまらなかったですねえ。白鵬が連勝記録をどこまでのばすかが最大の話題で、NHKも定時ニュースで連日伝えていましたが、桁違いに強いから勝って当たり前、連勝がストップするかもしれないというスリルもなく、62連勝になりましたと聞かされても、「あ、そう」で終わってしまう。本来ならすごいことなのにね。

   ヒールの朝青龍は負けるところを見る楽しみがありましたが、白鵬は勝っても負けても面白くない。さじき席も一般の客席もずいぶん空席が目立ちましたが、まあ白鵬の人気のなさでしょう。その面白くない相撲を、これまた十年一日どころか、何十年も一日のごとく中継しているNHKの工夫のなさが、さらにつまらなくさせているわけです。

元凶「ゴッチャン体質」「部屋制度」支える巨額放送権料

   相撲中継はここ何年まったく変わってません。カメラワークは東西の力士が土俵に上がるところを引いた映像で押さえ、制限時間まで交互にアップで見せたあと立会い、解説者も相撲協会の担当親方、アナウンサーの用語も口調もいつも同じ。出てくる力士や取口が大きく変わってきているのに、まったく同じことを漫然と続けている神経がわかりません。

   最大のタニマチであるNHKがこの調子ですから、相撲協会もあれだけ世間から批判されながら、いまだに危機感希薄で平然としている。今のままでも場所ごとに数億円という放送権料が入ってくるのですから、それも当然ですよ。

   相撲協会が大相撲を本気で改革しようと考えるなら、まずゴッチャン体質を改めること。怪しげな金に手を出すわ、暴力団に便宜を図ってもらうわで、国からもゴッチャンですからね。

   もうひとつは部屋制度。51部屋はいかにも多すぎますよ。多すぎるからゴッチャンがないとやっていけなくなる。本来、相撲部屋は親方の所有物ではないわけでしょ。それなのに、親方株が金で取り引きされ、部屋は治外法権になっている。こんな財団法人ありませんよ。

   NHKがそんなことでは中継放送できませんよと言えば、すぐ変わるはずなんです。そのNHKが今ままでどおりの相撲中継を続けていこうというのですから、もう明日はありません。大相撲もNHKの中継放送も大きな曲がり角にあるのはずなんですが……。いや、遅きに逸したかもしれませんね。

   秋場所の平均視聴率はまだわかりませんが、これまでで最低になったのではないでしょうか。

      何連勝 しても埋まらぬ さじき席

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