鳥人間「金と技術」じゃない醍醐味…安っぽくしたミヤネ屋とその他

印刷

「鳥人間コンテスト 2010」(日本テレビ)2010年9月24日19時~

   昨年は行われなかったので期待して見たが、例年よりは低調だった。何故ならば、「ミヤネ屋」の宮根誠司が滑空機部門にパイロットとして登場したので、彼に気を使ったからか、他のチームの影が薄くなってしまったためだ。そのくせ、宮根はビッグマウスで、「2回目にして400メートルを越える」と言い、昼の自分の番組でも減量する顛末を取材させたりしていたが、目標には到達せずドボン。
   筆者が物足りなかったのは、コンテスト自体の圧倒的な楽しさに比べて、ぞろぞろ出ている司会者陣に魅力がなかったことだ。関西では有名人なのかもしれないが、全国区ではない非常に場末感のある男女が騒げば騒ぐほど安っぽくなる。元プロ野球の岩本選手と宮根の応援隊で出てきた人くらいしか顔も見たことがない連中ばかりだった。さては経費をケチったな。
   今年はDVDを見て、腕が鳴った外国からの参加もあったが、技術の高いグループの作った飛行機の割にはあえなく水没。100万円単位の金をかけて組み立てても、プラットホームをスタートした途端に墜落したり、長い主翼がポキンと折れたり、予想外の顛末に「人生の無常を感じる」ところがこの番組の醍醐味である。
   スケールの大きさといい、風光明媚な琵琶湖の光景といい、当該番組は最もテレビ的なソフトである。インターネットにやられっぱなしと落ち込むことはない。こんな番組はテレビでしか出来ない。

(黄蘭)

採点:1
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter

このエントリーはコメント・口コミ受付を終了しました。

注目情報PR
追悼
シニアの健康ライフ
Slownetからのおすすめ記事(提携)

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中