「中国体当たり船長釈放」「金ジョンウン登場」に振り回されたワイドショー

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<今週のワイドショー通信簿>今週はワイドショーの手に余るような大きなニュースが続いた。まず、尖閣諸島の体当たり船長の釈放問題。「中国人船長釈放『検察独自の判断は99%ウソ』(元特捜検事)」(TBS系朝ズバ!)と、多くの国民が感じていることを代弁、さらに「まだ遅くない!『中国船体当たりビデオ』公開で無法ぶり訴えよ」(テレビ朝日系スーパーモーニング)と、菅内閣の優柔不断ぶりにいらだちを募らせた。

   週半ばには民主党の細野豪志・前幹事長代理が訪中したことがわかると、「『隠密訪中』会った相手と話の中身」(スーパーモーニング)、「誰も信じない『政府と無関係』『親書ない』―バレバレ細野豪志訪中」(朝ズバ!)と、突然の動きに戸惑い、船長釈放―密使訪中―フジタ社員釈放と国民から見えないところで進展する事態に、ワイドショーは識者たちの見方や分析で追いかけるのが精一杯だった。

   もうひとつの大きな動きは北朝鮮の後継者決定。金正日総書記の三男・金ジョンウンがどんな人物か解説しようにも情報は乏しく、わずかな情報も確認が取れない。ワイドショーばかりでなく、世界のメディアが隔靴掻痒の報道に終始した。

   「金ジョンウン大将―パソコン戦争ゲームにはまっている『軍事の天才』」(朝ズバ!)、「お披露目は2012年説」(スーパーモーニング)と、いずれも確証のある情報ではないが、とにかく北朝鮮ものを流し続けた。なかには、「金ジョン別人説―中国・新華社の写真は40歳ぐらいの男」(日本テレビ系スッキリ!!)というのもあったが、木曜日に本人の近影が公開されると、「『メタボおじさん』金ジョンウン 国民の3割が飢えているのに…」(スッキリ!!)と、これまで伝えられていた「若手」というイメージとはまったく違っていたことにワイドショーも苦笑気味だった。次は、10月10日の朝鮮労働党創建記念日にどんな様子で現れるかが注目されている。(テレビウォッチ編集部)

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