美食プロ判定もっと耳傾けたほうが…ある居酒屋スタッフのチャラさ

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お願い!ランキング(テレビ朝日系月~木24時20分、金24時50分)>夜はこの番組を見てから寝るというのが大学生の習慣になりつつあるらしい。9月21日(2010年)のメインランキングは「美食のプロがガチ判定! 美食アカデミー『土間土間』編」

   有名店のオーナーシェフ3人が学生にも人気の居酒屋「土間土間」の人気メニュー8品を試食、ランキング付けをしていく。別室のモニターで「土間土間」の商品開発部メンバーにその様子を見せるのだが、このメンバーが20代で大抜擢された部長をはじめ、若くてチャラい。そんな彼らが開発したメニューを3人のシェフはどう評価したのだろう。

テレビの向こうでお客さんが見ている

   結果は店で人気1位のカルボナーラきしめんが「作業工程が雑」「和風居酒屋なのになぜカルボナーラ?」とバッサリ切られ、最下位の8位。MOCHIピザのマルゲリータも美味しいそうなネーミングだが、「餅の良さが活かされてない」「出てきても食べたくない」と酷評されてしまう。

   確かに、ネーミングを見ると食べたくなるようなものが多い人気ランキングだが、実際に出てくると「どこが土間土間風?」「あれもこれも混ぜて食べる料理じゃん」という印象。メニューは見栄えとネーミングで客の興味を引き付けられるかが勝負なのだろうなと現実的な分析をしながら見てしまった。

   ここで気になったのは商品開発部メンバーの感想。「こんな食べにくいものは食べても合コンやデートで可愛く見えないから嫌だ」という『居酒屋あるある』のコメントが出た時も、「いや、この人たちはわかってないよ」「そんなことない」と耳を傾けようとしない。

   かと思うと、「こうしたらいいんじゃないかな」といったアイデアが出ると、「いいね」「それいいじゃん」と丸ごといただき。シェフだってここでは一人の客として料理を評価しているのだから、意見は意見として素直に聞くなり、アイデアもそのまま使うのではなく、さらに工夫していく姿勢が見たかったなと思う。

   その場のシェフの反応だけでなく、自分たちのリアクションをテレビで見ている視聴者=実際の客のことにも意識が働けば、「土間土間」の良さをアピールするチャンスだったのに、後味の悪さだけが残った。オシャレな居酒屋の、妙な現実を見てしまった。さて、食欲とお酒のおいしい秋、どこの居酒屋に行こうかな。

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