2024年 4月 25日 (木)

小沢前幹事長の進退「辞職すべし」「無罪推定でそこまでは…」激論!

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   「強制起訴」が決まった小沢元幹事長は今後どう出処進退を考えるべきか――きのう(10月5日)の「スーパーモーニング」では大澤孝征(弁護士)と鳥越俊太郎(ジャーナリスト)の間でバトルがあったが、きょうは若一光司(ノンフィクション作家)と大谷昭宏(ジャーナリスト)が論争した。

   若一は大澤に近い立場で、「国会の妨げにならないように、理想は小沢さんが議員辞職すること。自身の影響力を残すためにもそれが賢明」と言い、「辞職しないときは、党が離党勧告して民主党が割れてもいい」とした。

   大谷は熱弁をふるった。

「東京地検がダメだ(起訴できない)と言ったことを東京地裁が有罪とすることは99.9%ない。いずれ無罪の判決を受ける人に対していろんなことをやっている。村木さんの件で懲りていないのか。今回の場合は村木さん以上に無罪であろうという推定が成り立つ」

   ここで若一が「村木さんはいったん休職になっている」と口をはさむと、大谷は「休職になったけど大失敗だったことが明らかになった。小沢さんのケースは大失敗の確率がはるかに高い。小沢さんが自発的に離党するならともかく、『やめなさい』と言って晴れて無罪を勝ち取ったとき、どうやって責任をとるのか」と反論した。

国会で説明すればいい

   聞いていた鳥越はこう話す。

「以前この番組で、僕が『国会で説明してください』と言ったら、小沢さんは『やります』と答えた。堂々と説明すればいい」

   鳥越の意見が落とし所になった感じで、議論は収束に向かった。

   「政治とカネ」の問題が繰り返し起こっても、そのつどごまかしてきた政界への不信感が、今回の検察審査会の議決に込められたと見るべきではあるまいか。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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