検察審査会「被疑事実付け加え」違法―小沢側指摘の説得力

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   検察審査会の「強制起訴」議決に対して、民主党小沢前幹事長は「残念」と繰り返し言い、離党も議員辞職も否定した。小沢は検審がフェアでないと指摘し、前回(2010年4月)、検審が「起訴相当」としたときは「土地購入代金の不記載」を告発事実にしていたが、今回は新たに「(小沢からの)借入金の不記載」を加えたことは「違法性が強い」と言う。

権限逸脱

   ゲストの田中喜代重(弁護士)が説明する。

無罪推定かなり強い
「検察官が判断した被疑事実にないものまでプラスしたのは検審の権限を逸脱している、だから違法というのが小沢さん側の主張。ただ、起訴状がまだ出されていない。起訴状の段階でキズとか手落ちを修正すれば、手続き全体をボツにするほどの大きな違法ではない」

   山口一臣(週刊朝日編集長)はこう問いかけた。

――検察はクロと確信する人物の処罰を求めて公判請求する。今回のケースに関して、検審はシロかクロかわからない、その判断を裁判所に聞いてみたいから起訴しますとした。とすれば、無罪の推定がかなり強く働いて、議員を辞めますという話になっていかないのではないか。

   田中は「ダブルスタンダードなのだ」と応じ、「小沢さんサイドの狙いは検審の重みはないと印象づけること。有罪かどうかはわからない」と話した。

   それはともかく、菅総理から「小沢処分」を丸投げされた岡田幹事長は困惑しているに違いない。民主党としてはどんな判断を下すのだろうか。

文   アレマ | 似顔絵 池田マコト
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