岐阜・高校生下敷き死―「解体業者」安全対策費カット?

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   痛ましい事故が起きた。岐阜市のアルミ工場の解体現場で、幅30メートル、高さ11メートルの壁が倒れ、自転車で下校中の女子高生(17)が下敷きとなって死亡した。原因はまだハッキリしないが、重機を操作中、何らかのトラブルで、工場跡地側に倒れるはずの壁が、反対の道路側に倒れたようだ。赤江珠緒キャスターが言うように、女子高生にとっては避けようがない状況だったろう。

ローコスト社会

   コメンテーターの山口一臣(「週刊朝日」編集長)は、解体業者が当然、予測しなければいけない事態だったとし、「警備員を配置する方法もある。いま世の中全体がローコスト社会になって発注費が削られて、安全に対する配慮をカットせざるを得ない状況が背景にあるのではないか」と指摘する。

人災だけに…

   松尾貴史(タレント)も「現場は、現場のプロの人たちが安全第一でやっていることが前提。ズサンな面があったのかもしれない」と顔を曇らせる。

   木場弘子(千葉大学特命教授)は、チリ鉱山事故もコストカット優先で安全面が疎かだったために起きたと思うと言い、「安全第一を肝に銘じてやってほしい」と話す。

   赤江が「人災だけに、防ぐ方法があったのではと悔やまれる事故です」と締めくくった。

   解体を請け負っていた会社の正式な会見は、きょう(2010年10月15日)午後行われるという。事故原因は明らかにされるだろうか。

文   アレマ | 似顔絵 池田マコト
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