「検察VS検察」失地回復で最高検が狙う「大疑獄事件ないか」

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   大阪地検の特捜検事による証拠改竄事件で、前特捜部長(57)と前副部長(49)が犯人隠避の罪で起訴され、それを受けて検察トップの検事総長が謝罪会見を行った。いずれも前代未聞の事態である。「スパモニ」はこの件の説明役に月曜コメンテータ-の田中喜代重(弁護士)を駆り出した。田中は次のような、かなり刺激的な発言で「期待」に応えた。

――雲上人みたいな存在の検事総長が頭を下げて謝るのは危機意識の表れ。今回の事件は、検察の捜査、起訴、公判維持という根幹システムのオペレーション上に起きた組織犯罪だ。消防署の人が組織的に火をつけて回るようなもの。これを許したら、こんな組織いらないという話になる。検察としては、頭を下げて嵐が通り過ぎるのを待つ。その間に天のめぐみじゃないけど、たとえば汚職事件とかが起きてエライ人を捕まえて、さすが検察、あった方がいいと評価されるのを待ちたい心境ではないか――

   山口一臣(週刊朝日編集長)はこう語る。

信頼の回復は難しい
「今回の件はFD改竄事件と世間では認識されているが、問題の本質は、無実とわかっている人を敢えて逮捕、起訴して裁判で罪を着せようと、組織的に行っていたこと。FD改竄や犯人隠避はひとつのパーツだ。なぜ起きたかの本質部分を解明しないと信頼の回復は難しい」

   前特捜部長と前副部長は供述調書に署名せず、徹底抗戦の構えだとされる。田中は「公判は揉めに揉める」と予想する。「検察対検察の戦い」(赤江珠緒キャスター)は熾烈を極めるに違いない。

文   アレマ | 似顔絵 池田マコト
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