二宮和也ビンタ食らわしたくなる20代好演!如何にして家買うか

印刷

「フリーター、家を買う。 第1回」(フジテレビ)2010年10月19日21時~

   フィクションではあるのだが、丸ごと今の若者気質がわかって苦笑いさせられる面白い出だしだ。普通の出来の主人公、武誠治(二宮和也)は折角就職したのに研修合宿で嫌気がさし、3ヶ月であっさり部品会社を辞めてしまう。家では親父(竹中直人)と悉く対立して不貞腐れる。プータローのくせにハローワークでは、月収手取り20万円、職種は企画・開発系を望むとプライドだけは高い草食系。
   バイト先では言葉遣いが粗雑で客を怒らせる。勤務態度も投げやりだ。世の中の厳しさも知らず、歯を食いしばって逆風に耐え前進する根性も知恵もない。母親には据え膳で甘えっぱなし。親父に批判されると、ついにバイトも辞めて引きこもり寸前になる。二宮がくにゃくにゃと、ビンタを食らわしたくなる20代を好演している。
   タイトルから予想するに、母親(浅野温子)がうつ病を発症してやっと気付き、発奮してコツコツ稼ぐように成長するサクセスストーリーなのだろうが、新卒の就活でも困難なこの不況時代に、軟弱なダメ男が如何にして成功するか次回以降に期待はもてる。
   気になるのは50歳代のはずの母親・浅野温子のロングの髪型で、まだ、ラブストーリー時代のモテ方が忘れられないのか。うつ病の演技もイマイチだ。病院に嫁入った誠治の姉(井川遥)はお定まりの嫁姑問題で曰くありげ。回が進むにつれて、二宮の苦労が倍加するらしい。ニノファンは黄色い声で応援したくなるだろう。

(黄蘭)

採点:1
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter

このエントリーはコメント・口コミ受付を終了しました。

注目情報PR
追悼

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中