2018年 7月 19日 (木)

濱田雅功マイホーム検事が強引捜査!?脚本練れてない

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「検事・鬼島平八郎 第1回」(テレビ朝日)2010年10月22日21時~

   ABCテレ朝日系の力の入った記念ドラマで、9年ぶりの連ドラ主演、濱田雅功に、チョイ出のキャストが豪華。謎の大物にビートたけし、彼は地方都市・伊智の検察ですれ違いざま鬼島(濱田)に「お前、死ぬぞ」とドスの効いた声で脅す役。検事総長は貫録十分の古谷一行、政党幹事長が松方弘樹、ただのお巡りさんが西村雅彦という具合だ。で、濱田は学歴も教養もないが社会経験豊かで、発奮して3年で司法試験に合格した44歳の新米検事という設定である。
   500万円使い込みで捕まった男の自供に不自然なものを感じて、鬼島が会社ぐるみで気の弱い彼に裏金造りを指示していたのを暴くのだが、これが中央政界まで巻き込んで大疑獄に発展しそうな展開が今回の話だ。鬼島は護送車に乗り込んで、使い込み犯を自宅周辺まで連れてゆき、妻と娘を見させて自供は嘘だったと白状させる。
   いくらなんでもこんな強引な手法は絵空事に見えるし、喜劇役者(濱田のこと)が扮する検事の破天荒ぶりを出したいのだろうが、如何せん、優しいマイホームパパという鬼島の性格付けとは齟齬がありすぎてピンとこない。つまり、脚本が練れていない。ただ、現実社会で検事の不祥事が大事件になっている今、検事という象牙の塔に飛び込んだ常識普通人の活躍という目の付け所は悪くない。
   内田有紀と西山茉希はいずれも幼顔のおねえちゃんで、さっぱり検事に見えないところがチョンボ。もっとましな女優を使えよ。

(黄蘭)

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