2018年 7月 21日 (土)

「女子会」取り込め!男抜き女だけの集まりにビジネスチャンス

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   最近、女子会というのが、一つのマーケティングとして注目を集めているらしい。男性が入らず、女性だけで楽しむホテルの宿泊プランやカラオケ・パックなどの販促もある。とあるデータでは、20代から30代の女性の9割が女子会を経験しているという。9割というとすごいように見えるが、そもそも女たちは以前からことあるごとに女だけで集まっていたのだ。

   ちょっとむかついた上司がいれば、誰かから連絡が入り集まる。彼氏とケンカしたといっては、また召集がかかる。そう、これといって何か重要な話があるわけでもない。ただ仲良し同士が集まり、問題を解決することもなく、ひたすらしゃべり倒して終わる。

   ある友人はこれを『お話デトックス』と呼んでいる。毒を吐いた本人は「すっきりした~」となり、周りで聞いていた女も、個人差はあるが、毒に共感してしまう。そんなわけで解毒のために集まる女たち。

彼女たちはどんな話題で盛り上がってるのか

   ある女子会では、新婚2か月にしてすでに夫の教育係になった友人の話で、結婚の大変さを知る。彼女は先日、3歳年下の男性と職場結婚。現在、彼女は仕事の関係で会計士の資格を取らないといけない夫のために躍起になっている。

「勉強もうやった?」
「そんなんじゃ気合いが足りない。もっと集中して勉強してよ」

   まるで教育ママ。彼女が必死になるのにはそれなりの理由がある。夫はこれまでに2度試験に落ち、そのたびに彼女は私たち女友達に召集をかけ、こんな不甲斐ない男では結婚できないかもしれないと号泣してきたのだ。みんなで彼女をなだめすかして、幸せな結婚式を無事挙げさせたのだが、またもやって来る試験シーズン。今回落ちると、社内の受験資格もはく奪され、課長補佐にもなれなくなるという。『課長補佐』というのがいかにも所帯じみて泣かせるが、本人は大真面目で夫婦の危機なんだからと、またも目に涙を浮かべる。

   こんな他愛ない話もあれば、同性ながら、そのパワーに脱帽する女子会もある。それは40代女性との女子会。彼女の周りでもっぱら話題なのが「精子バンク」。登録したいのだがどうすればいいのか、海外にでも行くか、と真剣に考え始めているのだという。賛同するのは独身だけでなく、既婚の女子会メンバーからもその生き方は共感を得られるんだとか。タイムリミットが迫り、自分の子供は今すぐにでも欲しい。でも、特定の彼氏がいるワケでもない。今後自分の老後を見てくれる存在はいるのか…、不安は尽きることがない。まだまだ若輩者の30代としてはリアルな感覚はないのだが、あと10年もすればこのような話題で盛り上がっている女子会が目に浮かぶ。

   今夜も女子会がどこかで開かれている。彼女達はいったい何の話題で盛り上がっているのか。その女子会をマーケットとしてなんとか取り込みたいと考える業者側。そうは簡単にいくものかと毒づいている女子会が、ほら、あなたの隣でも…。

モジョっこ

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