2018年 7月 20日 (金)

尖閣ビデオ流出職員 起訴・裁判で処罰難しい

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   中国漁船衝突事件をめぐるビデオ映像のネット流出問題で大きな進展があった。「流出元」として神戸市内の漫画喫茶が浮上してきたからだが、「朝ズバッ!」放送中は、神戸の第5管区海上保安本部の職員が「自分がやった」と名乗り出ているというニュースはまだ流れておらず、コメンテーターの若狭勝(元東京地検特捜部副部長)は「(民間人が流したのなら)『秘密漏えい』のインパクトがますます薄くなる」と指摘した。

重要機密といえるのか

   番組では、そもそもこのビデオ映像が機密に当たるのか、犯人を立件できるのかに触れ、若狭がビデオ流出捜査の問題点を改めて語った。

チグハグですねえ
「今回の流出したビデオは、防衛機密とか、絶対に出しては困る機密ではなく、裁判になれば法廷に出される限定的に公開しない程度の秘密。しかも(衝突事件の)被疑者の中国人船長は釈放されて帰国しているので裁判にならない。
ビデオを流出させた人が特定されても、裁判にかけて処罰する価値があるか、異論、反論が出てくる」

   司会のみのもんたが語気を強めて次のように言った。

「日本政府の対応がまずかったということをメインに国民は見なきゃいけないと思う。
常識的に考えれば、相手国の人を呼んで、事件が起きました、こういう証拠がありますと(ビデオを)見せたうえで、話し合いをするならいいが、船は返す、乗組員も返す、船長はVサインで帰国なんてありえない。
しかも一番大事な領土問題なのに、総理がまだ(流出ビデオを)見ていない。チグハグですねえ」

   名乗り出た海保職員がどうやってビデオ映像を入手したのは明らかになっていない。海保内にまだ仲間がいるのかもしれない。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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